【高校社会】「ビジネスモデルと地域活性化ゼミ」授業報告ー地域を動かし、未来を創るビジネスプラン作り
本校の学びの集大成ともいえる12年生(高校3年生)の選択授業「ビジネスモデルと地域活性化ゼミ」。この冬、高校生らが地域社会の課題に真っ向から取り組んだ活動の様子をお伝えします。
■12月~1月「企業をHappyにするプロジェクト」
冬休み中に企業を訪問するインターンシップで、現場の空気を感じ、働く人々の想いに触れた生徒たち(
https://sis.kwansei.ac.jp/news/detail/420
)は、その企業の価値を社会に届けるためにPR動画制作に挑戦しました。そして、1月20日(火)に、その成果を披露するPR動画発表会を開催しました。発表会には、インターンシップ先の企業や関西学院大学の教授の皆様もお越しくださいました。高校生ならではの感性で制作されたPR動画は、実際に「企業内で活用した」「新大阪駅のサイネージに掲載している」といった嬉しいお声もいただき、実社会に貢献する喜びを実感する機会となりました。
■1月~2月「地域をHappyにするビジネスを創造するプロジェクト」
1月後半から2月にかけては、「地域をHappyにするビジネスを創造するプロジェクト」が始動しました。生徒たちはまず地域課題の分析からスタート。その後に単なるボランティアではなく、持続可能なビジネスにするためのプランを練り上げ、最終的には熱意あふれるピッチ大会を行いました。ビジネスプランを作る過程では、物語運輸株式会社を創業した五十嵐勇さんに講演をしていただき、地域活性化に繋がるビジネスの本質や要素を教えていただきました。
ピッチ大会で提案されたアイデアは、柔軟な発想に満ちたものでした。例えば、深刻な空き家問題に対し、「建築士を志望する大学生に、修行の場として空き家を提供する」というマッチングビジネス。また、地域の海に漂着するゴミや流木を「資源」と捉え、デザイン性の高いインテリアとして再生・販売するアップサイクル事業など、地域の困りごとを価値に変える独創的なプランが次々と飛び出しました。
「自分たちのアイデアで、地域を、そして社会を少しでも良くしたい」。そんな生徒たちの真剣なまなざしは、本校のスクールミッションである「知識と思いやりをもち創造力を駆使して世界に貢献する個人」を体現していました。12年生が、この授業で得た社会を動かす手応えを胸に、次のステージへと羽ばたいていくことを期待しています。
【生徒の感想の一部】
元々ビジネスというものは実現可能性と収益性の2軸が重要になっていると考えていましたが、五十嵐さんの講演や古賀印刷への訪問により、会社の理念や経営者の信念などの個人的要素みたいなものも大切なんだと感じられるようになりました。
私は今まで自分は創造性とかもあんまりないし、起業なんてありへんって思っていたけど、自分の理想をビジネスにどう変えれるか考えるのが楽しくて、将来その道もありなのかと思えたので、すごくためになりました。
(文責)社会科:坂口絵梨子 長尾芙美
