科学の祭典でブース運営と「化石大発見!」ワークショップを実施

2025.09.03

 8月16日と17日の2日間、大阪大谷高校で開催された「青少年のための科学の祭典サイエンスフェスタ」に、本校生徒たちも参加しました。
  昨年 に引き続き、大阪府立千里高校、大阪教育大学附属高校天王寺校舎、同池田校舎の生徒たちと協力し、「 関西SSH科学のもり 」ブースを運営しました。このブースは、大阪教育大学附属高校天王寺校舎の生徒が中心となり、本校「リカタビ。」の生徒を含む高校生だけで企画・運営を行うものです。
 今年は、生物部の生徒たちが中心となり、来場者に科学の楽しさを伝えるための新しいアクティビティを考案しました。その名も「化石大発見!」。石をタガネとハンマーで割り、中に隠された本物の化石を発見するという、参加型の実験ワークショップです。
 来場したこどもたちは、目を輝かせながら夢中で石を叩き、化石を見つけた時には大きな歓声を上げていました。化石にまつわる知識を生徒たちが丁寧に解説するクイズもあり、単なる体験に留まらない深い学びを提供できたと思います。
 他校の生徒たちと協力して一つのブースを作り上げる過程は、生徒たちにとって貴重な経験となりました。小学生たちや他の高校生との交流を通じて、科学の楽しさを分かち合い、企画運営の難しさや喜びを実感することができました。今回の経験を今後の活動に活かし、さらに魅力的な科学イベントを企画していきたいと思います。

(文責)理科:河野 光彦