関西学院大学 総合政策学部 村田ゼミ生×SIS 高大連携プログラム

2020.07.06

2020年7月3日(金)「関西学院大学 総合政策学部 村田ゼミ生×SIS 高大連携プログラム」
午後から雨でしたが、標記のプログラムを実施しました。

最初に関西学院大学総合政策学部の村田俊一教授に動画でお話ししていただきました。
教授が掲げるキーワードは、「高大連携プログラムの重要性」や「国際協力と地域共生」です。この内容に沿った形で大学生たちは今日のプログラムを進めてくれました。


今回のケーススタディはフィリピンでの村田先生の経験をもとにした内容でした。これは2月末に実施したテーマと同様でしたが、それに参加した生徒もいましたが、忘れている部分もあり、春学期の授業後の学習としてはとても充実した時間になったようです。

 
まず、最初に大学生、そして高校生たちが恒例の自己紹介をしました。
今回のプログラムのケーススタディは、グローバルな課題に取り組むということはどういうことか、現場で本当に役に立つためには、何を考え、どんな力が求められるのか、示唆に富むメッセージがちりばめられていたようで、事前に読んできた資料をもとにグループに分かれて白熱したディスカッションがなされました。
 

そして、2つ目のテーマ「千里ニュータウンの過疎状況を改善するためにはどのような対策が必要でしょうか?」では、SDGsと絡めて考えました。高校生たちはかなり画期的な意見を出していました。
長くなりましたが、以下参加者12名。みんなのリフレクションを紹介します。

 
◆12年 ボレアッティ・藤原・サーラ:ケーススタディーをすることで実際の問題と向き合うことができて、とても有効的な学びをすることができたと思います。難しい問題ではあったけど、問題解決能力を向上させることが出来たと思います。
  
◆12年 川和ニコラ: 久々にケーススタディーをグループでディスカッションしながら解けたので、楽しかったです。

◆12年 永井大智:最初どんなものかわからなかったけれどたのしそうだったので取ってみました。事前課題が送られてきたのを見て最初は難しそうだと思ったけれど実際に取り組んでみるとすごい大事な事、これから自分も将来的にも考えていかないといけないこ他人事ではないものというのがわかって実際に学校で取り組んでみるとすごくためになって良かったと思いました。

◆12年 高橋璃乃:SISでやるような課題もありましたが、同じ学年だけでなく、他学年と一緒にできたのがすごく良かったです。内容もすごく面白かったし、特に千里ニュータウンのことは私の地元で身近なトピックでもあったので、グループで話し合っていてすごく楽しかったです。また、普段大学生と関わる機会もあまりないので、このような機会が夏休みにあったのはすごく充実した夏休みのスタートをきれたような気がします。2時間という短い時間でしたが、想像以上に楽しめて、事前学習もきちんとやってきて良かったと思いました。ありがとうございました。

◆12年 大塚みりか:みんなと共にに大学生のサポートを得ながら具体的に問題の要因を考えそれにつながる解決策を考えるのは実際の社会で行われている手段で、みんなでこのように話し合うことによって新たなアイデアが生まれたり、そういうてもあるのかという新しい発見があったりととても楽しかった。地域を活性化するのに得だけでは解決できなことが改めて感じることができた。

◆12年 猪俣咲音: 普段の高校生活で、大学生との関わりはあまりなく、私たちが考えないような観点を教えてくれて、新しい視点ができたと思います。プログラムの内容としては、国際関係の問題を何が問題で、その問題をどう解決するか考えることはとても興味深かったし、SDGsを身近なことで考えてみると身近なものなんだなと思いました。すごく楽しかったです!ありがとうございました!

◆12年 工藤日菜子:ディスカッションするトピックが、1時間で話しきれるものでなかった気がしたから、もっと時間があったらよかったかなと思います。でも、いいことをいろいろ話し合えて楽しかったし、ほかのグループの発表を聞いて、こうゆう考え方もあるんだ、と勉強にもなったので参加してよかったです。ありがとうございました!

◆11年 岡亜佑美:物事を解決するのに問題点をカテゴライズして、それぞれのカテゴリーごとに解決策を考えることの有効さを学ぶことができました。世界の問題だけではなく身近な千里ニュータウンのことについても考えることで、このような解決方法をより身近に感じることができたよいプログラムだったと思います。

◆11年 宮本いろは:事前に用意しておく予習が難しくて困った時もありましたが、この講座を受けているうちに理解を深めることができたので良かったです。もう少し時間があった方が、落ち着いて考えたりレベルを高めることができていたと思いました。全体的には順番も分かりやすく、グローバルな問題にもローカルな問題にも触れることができたのでとても面白かったです。ありがとうございます!

◆11年 山本 紗佑里:グーループでのディスカッションで、グローバルな問題から、ローカルな問題まで丁寧に取り組んだことがとても印象的でした。
問題解決では、多くある課題の中から優先順位を設定し、実際に自分がその問題を解決する際の手順のようにグループで話し合いができたことがとても興味深かったです。話が行き詰まった時に、大学生の方々が助言などをくれてスムーズにディスカッションを進められるようにしてくれたので、とても充実した話し合いを行うことができました。有意義なディスカッションを行うための秘訣なども知れたようでとてもためになるプログラムでした。このプログラムからいい夏のスタートをきれそうです。ありがとうございました。

◆11年 粕本亜美: ポストイットを使ってたのがよかったです。各班の大学生がフォローしてくれたのが助かった。解決策を考えるときに、1つの問題に具体的に絞って考えていたのが良かった。 

◆11年 田邉夏凜:グループワークの際、大学生の方々がサポートしてくださったおかげで、ケーススタディへの様々なアプローチを学ぶことができました。これから自分の日常生活においてSGDsと絡めながら夏休みを有意義に過ごしていこうと強く思いました。大学生の学びを垣間見ることができ、自分もしっかり勉強できるようにこれからもっと頑張ろうと思いました。ありがとうございました! 
 
終了後、全員で撮影しました。これからもLet's think globally, act Locally で国際的な課題だけでなく、身近なところに目を向けながら学びを広げていきたいと思います。