【リカタビ。】最先端の科学に挑む3日間!中谷財団成果発表会と国立環境研究所を訪問

2026.01.18

「リカタビ。」観測チームの生徒7名が、12月20日(土)から22日(月)にかけて、研修旅行を実施しました。中谷財団による「科学教育振興助成成果発表会」(東京)への参加と、日本最高峰の研究機関である「国立環境研究所」(つくば市)の訪問という、非常に濃密で刺激的な3日間となりました。

《全国から集結した熱気あふれる成果発表会(土・日)》

土曜日に行われた口頭発表では、本校代表の生徒2名が登壇しました。自分たちが積み重ねてきた観測の目的や手法を堂々と説明し、観測結果に基づいた考察を分かりやすく伝えていました。講師の先生方からの講評でも高い評価と的確な助言をいただき、生徒たちは研究への意欲をさらに高めた様子でした。

日曜日のポスター発表は、全国128校から538人が参加する熱気あふれる場となりました。本校のブースにも多くの見学者が訪れ、時には鋭い質問に苦労しながらも、懸命に受け答えをする生徒たちの奮闘が見られました。来賓の蛯名邦禎先生(神戸大学名誉教授)からの問いかけに緊張しつつも答えた経験は、大きな自信になったはずです。

発表後の特別講演「跳ぶように発想、這うように証明!」という言葉は、本校のスクールミッションにある「創造力」や「貢献」の精神にも通じ、生徒たちの心に深く刻まれました。発表会の2日間を通じて他校の発表に対しても積極的に質問し、情報交換を行う姿には、本校生徒らしい積極性が光っていました。

《研究の最前線、国立環境研究所を訪問(月)》

最終日となる月曜日には、茨城県つくば市の国立環境研究所を訪れました。午前9時に自分たちの観測装置を設置した後、私たちの研究に近い地球環境研究に関する4つの専門的なレクチャーを受けました。

「スーパーコンピュータによる気候変動シミュレーション」「人工衛星による温室効果ガス観測」「航空機モニタリング分析」「FTIR大気観測」という、まさに世界の最前線で行われている研究内容に触れ、実験室の見学もさせていただきました。研究に対する熱い想いや真摯な人柄を直接体感できたことは、何にも代えがたい貴重な経験となりました。正午過ぎに自分たちの装置によるデータ回収を終え、充実感とともに帰路につきました。

《成長を実感した3日間》

帰りの新幹線で見せた生徒たちの晴れやかな表情から、この3日間がいかに充実したものであったかが伝わってきました。今回の旅でお世話になった中谷財団、国立環境研究所の皆様、そして支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。この経験を糧に、観測チームはさらなる探究を続けていきます。

(文責)理科:河野 光彦