CSEdWeek: 今週はコンピュータサイエンス教育週間
今週(12/9〜15)はコンピュータ・サイエンス教育週間です。
About computer science education week: CSEdWeek is an annual call to action to inspire K-12 students to learn computer science, advocate for equity in computer science education, and celebrate the contributions of students, teachers, and partners to the field.
(引用:https://www.csedweek.org/)
■ App Development
「App Development」の授業では、プログラミング未経験の生徒でも取り組めるカリキュラムを構築し、最終的には iOSアプリの制作 や Swift Student Challenge への挑戦を視野に学習を進めています。
授業ではまず、WWDC '18のセッション 「優れたデザインとは」 を数回に分けて視聴しました。
その中で繰り返し語られる “Care(配慮)” の概念を手がかりに、「品質が良いものとは丁寧で よく考え抜かれたもの 時間や努力 配慮の結果 生まれたもの」というメッセージを読み解きました。
“Informed, caring, creative individuals contributing to a global community”
本校の教育理念にも通じるテーマであり、「配慮あるデザインとは何か?」について、生徒同士の活発な議論が行われました。
■ 今週の取り組み:SwiftUIでオリジナル「和柄」に挑戦
今週は「表現のためのSwift Playgrounds」をテーマに、SwiftUIでオリジナルの和柄デザインをコーディングしました。
- ・ 和柄の折り紙でクリスマスリースを制作し、“パターン(繰り返し)による美しさ” を体験的に学ぶ
- ・ スタックや SF Symbols を用いて試行錯誤し、自分だけの和柄パターンをコードで表現
実際の作品制作を通して、デザインの構造を理解しながらプログラミングへの理解も深めました。
■ BYOD環境とDigital Citizenship
本校は中高ともに BYOD(Bring Your Own Device) を採用しており、独自の Digital Citizenship Program に基づいて、生徒が自らのデバイスを責任ある形で活用できるよう支援しています。
学習のさまざまな場面で、一人ひとりのデバイスが創造と探究のツールとして活きています。
(文責)情報科: 西出 新也
