戦争の記憶展~中学2年生と高校生の授業のコラボレーション~


2025.06.12

近現代史のカリキュラムの一環として、11年生・12年生が「戦争の記憶展」を実施しました。第二次世界大戦の記憶を後輩に伝えることを通して、世界の平和に貢献する経験をしてほしいという思いのもと、生徒たちには「鑑賞者が戦争とは何かを感じとれる作品をつくる」というお題が与えられました。
演劇部の生徒が特攻隊員の手紙を朗読したり、絵の得意な生徒が被爆者の証言をもとにアニメーション作品を制作するなど、それぞれが自身の強みとクリエイティビティを生かして、戦争の記憶を伝える素晴らしい作品を生み出していました。去年12月にポーランド交流プログラムに参加した生徒が訪問先の一つであったアウシュビッツ・ビルケナウ収容所を訪問した記録も新聞にしてくれました。
8年生の歴史の授業の中で発表や展示をしてくれました。私たち教科の教員は、この記憶展が少しでも平和の文化を広げることに繋がることを願っております。
(文責)社会科:坂口、長尾

