情報科の授業「メディア表現」に、コピーライターの池田定博さんがゲスト講師としてお越しくださいました。池田定博さんは、私たちが普段目にしているCMの有名なキャッチコピーを多数手がけ、さらに宣伝会議賞の審査員も務めるプロフェッショナルなコピーライターです。
現在、「メディア表現」の授業では、情報デザインの一環として、言葉が持つ力について学びながら、キャッチフレーズの制作に取り組んでいます。
今日の授業では、池田さんからコピーライターの仕事や、キャッチコピーの作成方法について教えていただきました。さらに、皮膚科学に特化した製薬会社「
マルホ
」さんにもお越しいただき、「あなた（自分）が皮ふを大切にしたくなるキャッチフレーズは？」という課題をいただきました。
自ら考えたキャッチフレーズに対して、その場ですぐにフィードバックをいただき、生徒たちの制作意欲も一層高まりました。今後は、さらにさまざまな企業から出された課題に応じたキャッチフレーズを制作し、最終的には
宣伝会議賞
の中高生部門へ応募する予定です。この賞は、60年以上の歴史を持つ、コピーライターの登竜門ともいわれる公募広告賞です。
コピーライターの考え方や企業の熱い思いを知り、生徒たちは熱心に制作活動に取り組んでいました。第一線で活躍するプロの知見と、生徒たちの瑞々しい感性が融合して、心に響く独創的な作品が生まれることを楽しみにしています。
（文責）情報科：小藤
