SDGs for Children夏の小学校訪問の報告

2024.07.09

7月3日(水)には一般社団法人ソーシャルギルドさんに紹介していただき豊中市立上野小学校6年生5クラスへ、翌日4日(木)には大阪市立南大江小学校5年生5クラスへ出張授業に行ってきました。

上野小学校の6年生は、今年「届けよう服のチカラプロジェクト」に参加するそうで、一緒にどんな人に服が届くのかを深めることもできましたし、一緒に給食交流もすることができました。

南大江小学校は、去年に引き続き「届けよう服のチカラプロジェクト」にご協力をいただきますので、段ボールもお渡ししたり、学校に掲示するポスター作りもしてきました。授業を担当させていただいた5年生に圧倒される部員たちが多くて、とても良い交流の時間になりました。今回は訪問先の子供たちのクラスが多いことなどから部員だけではなく、小学生と交流を希望するボランティアも募集をし、7年生から12年生までが参加して交流をしてくることができました。

以下、参加した生徒たちの感想を紹介します。


・ 私が思っているより、小学生は大人びた考えをもっていて、自分が小学生の時ってこんな物事の考え方を持っていたんだと自分自身の成長も感じれた。また、みんな積極性に溢れていて自分から楽しみながら学ぼうという姿勢が見られて嬉しかった。
・中学1年生の時から、この活動に参加していて、このクラブの目的の「SDGsを子供たちに広める」という目標を1番実現できる方法だし、何よりもとてもやりがいを感じる活動だからです。小学生達と一緒に問題を考えることで、子供たちはもちろんですが、私たちもSDGsについていつも以上に考えられるとてもいい機会だと思います。
・なかなかこの様な機会はないので、夏休みで時間もあるし、折角ならやってみようという心持ちで参加しました。小学生がどれくらい意欲的に取り組んでいるのかも見てみたかった。
・小学生は凄くしっかりしててすごいなと感じました。また、人とコミュニケーションをとるときにだいじなことがたくさんあることを知れました。
・先生方からアドバイスを受けた通り、クイズの際に考える時間を与えた方がより楽しい時間になるのではないかと思いました。また、自己紹介の際に何かインパクトが残るような紹介をできたらいいなと思いました。
・前日の反省を生かし、つかみのある自己紹介とアイスブレイクのクイズを一緒に考えることを実践してみると、小学生との距離が縮まるのが前日よりも早いように感じた。
・ポスターに載せる情報を、タブレットを用いて自主的に調べている様子を見て、子どもたちの積極性やポスターに対するこだわりを感じることができた。
・上野小学校では小学6年生を担当したが、今回の南大江小学校では小学5年生を担当した。今日の出張授業では、子供は小学6年から5年で発言や、積極性、考え方がたった一年でこんなに変化し、成長を遂げるんだなと実感した。南大江の生徒は皆、私たちがプレゼンをしている時によく聞き、発言量が本当に多く積極性に溢れており感動した。ポスター作りの時はみんなで分担して誰がどこを何をするかなど計画していて一つ一つの作業の集中力が半端なく、考え方に想像力が溢れていた。 などなどです。

引き続きこのような活動を実践していきたいと考えています。
出張授業を受けてくださった小学校の先生方、大変お世話になりました。
また、小学生の皆さん、一緒にSDGsについて考えることができて楽しかったです。誰一人取り残されない社会をつくるために今日もSDGs for Childrenのメンバーたちは活動します!

(文責)SDGs for Children顧問:長尾芙美