2023.10.26

10月23日(月)に、千里国際高等部11年生(高等部2年生)の「リサーチデザイン」授業において、関西学院大学商学部教授の西本章宏先生をお招きし、マーケティングをテーマに授業を行いました。

「人はなぜ花を買うのだろうか?」

誰かをお祝いするため?部屋に飾るため?

いずれの答えも私たちの目に見える現象ですが、これらは消費者が「花を買う理由」ではなく、消費者は何らかの「課題(たとえば、相手に自分の気持ちをできるだけ正確かつポジティブに伝えたい)」を解決するために、手紙やSNSのDMではなく花を選択すると考えるのです、と西本先生は仰られました。

こういった消費者インサイト(Consumer Insight)から、消費者の行動や購買がなぜ行われたのかを時代の感覚を研ぎ澄ませながら理解を深める姿勢がマーケティングでは重要であることに触れられました。

また、身近なものから最新の話題まで幅広いトピックを用いてマーケティングの基本的な考え方に言及され、なぜ皆さんが日頃お世話になっている商品やサービスが開発されたのか、その背景やマーケターたちの想いをわかりやすく解説、紹介されました。

生徒たちは、秋学期最終日(11月17日)に行われるプレゼンテーションディのプレゼンの最終準備段階に差し掛かる段階に、とても意義あるアドバイスが届いたことでしょう。

そして授業の締めくくりとして、「大学で学ぶ」ことに言及され、「日々私たちが直面する具体的な問題を俯瞰的(ふかんてき)に捉える力を養い、ソーシャルグッドな選択肢を考えることができる抽象的な思考を身に着けること」の大切さを伝えられました。

萩原伸郎校長は、この日の授業の生徒たちの反応を見て、

「生徒たちはマーケティング、物事の見方や考え方についてのエッセンスを受け取ることができ、もっと深く知りたい、学びたいという欲求が出てきた」と手ごたえを感じたと言います。

関西学院千里国際中等部高等部は、大学教員等を授業にお招きするなどして、関西学院大学との連携を通して、より深い学びに繋がる教育を展開しています。

以上